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2010年10月 6日 (水)

「同期の桜」

オペラ「特攻隊」の作曲準備が進んでいる。
2013年に世界初演を迎える運びだ。
太平洋戦争にまつわる膨大な資料を読み込む中で、やはり気にかかるのは音楽に関するエピソード。

今回は、軍歌にまつわるイチ押しのエピソードをご紹介しよう。

note貴様と俺とは同期の桜~」。

『同期の桜』は多くの日本人が知っている軍歌だ。
最近はどうか知らないが、戦後も宴会やコンパなどでよく歌われてきた。
たとえ聴いたことがなくても、このサビを一度聴けば耳に残る。

歌詞はこうだ。

1. 貴様と俺とは同期の桜、同じ兵学校の庭に咲く、
  咲いた花なら散るのは覚悟、見事散りましょ国のため

2. 貴様と俺とは同期の桜、同じ兵学校の庭に咲く、
  血肉分けたる仲ではないが、何故か気がおうて別れられぬ

3. 貴様と俺とは同期の桜、別れ別れに散ろうとも、
  花の都の靖国神社、花の梢に咲いて逢おう 

これを「note君と僕とは二輪のさくら~」と歌ったらどうだろう?
実は、今日歌われている「同期の桜」は替え歌ある。
原歌詞は西条八十の作詞『二輪の櫻』である。

1. 君と僕とは二輪のさくら、積んだ土嚢の陰に咲く、
  どうせ花なら散らなきゃならぬ、見事散りましょ、皇国(くに)のため。

2. 君と僕とは二輪のさくら、おなじ部隊の枝に咲く、
  もとは兄でも弟(おとと)でもないが、なぜか気が合うて忘られぬ。

3. 君と僕とは二輪のさくら、共に皇国(みくに)のために咲く、
  昼は並んで、夜は抱き合うて、弾丸(たま)の衾(ふすま)で結ぶ夢。

4. 君と僕とは二輪のさくら、別れ別れに散らうとも、
  花の都の靖国神社、春の梢で咲いて会ふ。

この西条八十の詞を、後に回天の第一期搭乗員となる帖佐裕海軍大尉が海軍兵学校在学中に、替え歌にして歌ったところ特攻隊員が好んで歌い、その後多くの人に好んで歌われるようになったという。

この曲が名曲たる所以は、ベースに優れた西条八十の歌詞、軍歌とは思えない哀愁を帯びた大村能章の曲があったからこそだ。
しかし、人々の共感を呼び、こんなにも長く愛される歌となって受け継がれてきたのは、明日の命を知る若者の、死んだ後にも変わらぬ友への思い。祖国の為に一つしかない命を散らす覚悟をした若者の純粋な願いが歌詞に込められたからこそだと思う。

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コメント

やっほー!
初めまして~~。

いつも楽しみにしていまーす!
お仕事頑張ってくださいね~(笑)

「忠臣蔵」以来、ずっと楽しみに待っています。
リスクを考えたら手を出せないテーマですね。
そこをおやりになろうとする心意気は流石です。
初演をSS席で見られるよう今から貯金に励みます!

こんばんは!!
特攻隊がオペラになるとは!!!
メトで上演できたら、面白いですね!!

御紹介有難うございます。

♪花の都の靖国神社 春の梢に 咲いて会おう♪

靖国神社の事では、中には、靖国に拘束されてしまい帰郷できない、と思われている方もいらっしゃるとの事。
それでは某国の大好きな「拉致監禁犯罪」となってしまいます。

出兵の際に靖国神社に詣でて、宮司さんに御祓いをして頂き、靖国神社を帰国の目印として、戦友との再会の場として覚えて行くのが、当時の兵隊さん達の出兵前の儀式の様なものでした。

靖国神社は「帰国の目印・皆と集う場・慰霊の場」となっており、帰郷自由です。
「皆」と言うのは、靖国神社に合祀されている方々・参拝者・心を寄せられた方々・その子孫達、が出会うわけです。
「国」は「故郷」の事なので「大日本帝国時代の台湾・朝鮮」も含まれています。
「靖国で会おう」の御約束を守り続ける為、次世代にも語り継ぐ努力中です。

公演はこれからとの事、御存じかとは思われますが、御参照まで…。

へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
同期の桜
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E5%90%8C%E6%9C%9F%E3%81%AE%E6%A1%9C
某百科事典のパロディだったりしますが、なかなか盲点を突いていて、参照になる内容も多いです。ただ、ページがとても重いです。

術科学校の桜(同期の桜)
http://tonari.gozaru.jp/taiju/sakura_jukka_08.html
本物の同期の桜が在るとかで、写真で御紹介下さっています。

*******
<締縄・主連縄・注連縄・しめなわ>
長文失礼いたします。
昔々、神道の方より伺った御話がありまして、それを元に「締縄」の事をまとめてみました。

日本列島「北は樺太・千島列島~ずっと途中の諸島を含み~南は沖縄諸島迄の全体」は、
「締縄・主連縄・注連縄・しめなわ」=「結界」と成って居ます。

神社等の締縄から出ている「紙垂〔しだれ・しで:紐状のもの等〕は、
日本列島主幹から南や北に連なる小諸島を、象徴的に表現して居ます。

太平洋の東西で、
東は南北アメリカ大陸海岸沿い、
西は日本列島が、
地球の微調節地域であります。

そして、禁忌に関する「結界」ともなって居ます。
禁忌領域の事に触れてしまわない様にと、結界を張って居る訳です。
物事には領分が在り、
『理〔ことわり、事割:事象の割り振り〕』が在りますので、
身をわきまえて分〔ぶ〕を越えない為にも、
結界を張る事によって、警告・警戒しているのです。
締縄を越えての事は、危険と直結して居る事が多く、
締縄を挟んで、領界のあちらとそちらの世界それぞれの保護ともなって居ます。

極端な場合、地球や人類存続のキーポイントにもなって居るそうで
やたらと知らない者が弄る物でもない事は
昔の日本人だったら、誰でもが知って居た事でした。
最近は、変な意味で怖れ知らずというか
平然と悪事に走る傾向が強い人達も居て、
危機が警告されてからも随分と経ちますが
未だに禁忌を疎かにしている人達も居る様で残念な事です。


世界各地に、結界に関する信仰も在ります。
最近は随分、各国・各民族、情報工作等で穢されて来ていますが、
古来の南北米大陸原住民信仰にも、
古来の日本の神事にも、
そういった伝承も含まれていた様です。

太平洋の両端で地球の主な微調節を遣って居る訳ですが、
住民達としては出来たら御手柔らかに願いたいものですね。

アイヌ民族も沖縄民族も共に日本古来の民族と共通項が在り、
縄文文化・言葉・服装・儀式・慣習などに共通点が多いと言われています。

最近の科学的研究結果から見ても、日本列島全体が<縄文文化圏・主連縄連合・日本人遺伝子系列>となって居る様ですね。

昔の日本の神道の方の御話、御伝えしたいと思い書き込みさせて戴きました。

善い公演となられますように。

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